海外SIMを使うと日本の電話番号はどうなる?090番号は使える?SMSや銀行認証は届く?データ専用との違い、滞在目的別の選び方、日本番号を維持する方法まで徹底解説します。
海外SIMカードとは?まず知っておきたい基本知識
海外でスマホを使う際、「とりあえずSIMを入れ替えればOK」と考えている方は少なくありません。しかし、SIMカードは単なる通信チップではなく、電話番号や契約情報を管理する“通信の身分証”のような存在です。ここを理解していないと、「日本の番号が消えた」「SMSが届かない」といったトラブルにつながります。まずはSIMカードの仕組みから整理しましょう。
SIMカードの仕組みと電話番号の関係
SIMカード(Subscriber Identity Module)は、契約者情報を保存するICチップです。この中には、契約キャリア情報・識別番号(IMSI)・電話番号に紐づく情報などが記録されています。
重要なのは、「電話番号は端末に保存されているのではなく、SIM契約に紐づいている」という点です。
つまり
・日本のSIMを抜けば、日本の090/080番号も一緒に“抜ける”
・海外SIMを挿せば、そのSIM契約に紐づいた番号が有効になる
という仕組みです。
ただし、データ専用SIMには通話番号が割り当てられないケースもあります。ここを理解していないと「番号が付いていない!」と混乱します。
海外SIMカードとは何か?国内SIMとの違い
海外SIMカードとは、海外の通信キャリアと契約されたSIMカードのことです。現地の通信回線を使うため、日本のローミングよりも安く利用できるのが最大の特徴です。
国内SIMとの違いは主に次の3点です。
・契約キャリアが海外事業者である
・利用できる回線が現地ネットワークである
・プランによっては電話番号体系が異なる
たとえば、タイで購入したSIMにはタイの国番号(+66)が付きます。イギリスなら+44です。
つまり、「海外SIM=日本番号が引き継がれるわけではない」ということです。
物理SIM・eSIM・データ専用・音声通話付きの違い
海外SIMを選ぶ際に必ず出てくるのが、SIMタイプの違いです。
まず形状の違いがあります。
・物理SIM:カードを差し替えるタイプ
・eSIM:QRコードなどで端末にデータを書き込むタイプ
機能面ではさらに重要な違いがあります。
・データ専用SIM:インターネット通信のみ可能
・音声通話付きSIM:電話番号が付与され、通話・SMSが可能
特に誤解が多いのが「データ専用SIM」です。このタイプは基本的に電話番号が付かない、もしくは通話ができない仕様です。
そのため、現地で銀行口座を開設する、電話番号認証が必要なサービスを使う、現地企業と通話するといった用途がある場合は、音声通話付きSIMが必要になります。
海外SIM選びは、通信容量よりも「番号が必要かどうか」で分岐すると考えると失敗しません。
海外SIMを使うと電話番号はどうなる?
ここがこの記事の核心です。
多くの方が不安に感じているのは「データが使えるか」よりも「自分の電話番号はどうなるのか」という点です。
結論から言うと、海外SIMを入れた瞬間に“有効になる電話番号”は、そのSIM契約に紐づいた番号に切り替わります。つまり、日本のSIMを抜けば、日本の090番号はその端末では一時的に使えなくなります。
ここを正確に理解しておかないと、SMSが届かない、銀行認証が通らないといった問題が起こります。順番に整理していきましょう。
日本の090・080番号はそのまま使える?
原則として、海外SIMに差し替えた場合、日本の090・080番号はその端末では利用できません。なぜなら、電話番号は端末ではなく「SIM契約」に紐づいているからです。
ただし例外があります。
・デュアルSIM対応スマホで日本SIMを挿したままにする
・eSIMで日本番号を残し、物理SIMに海外SIMを入れる
このような構成であれば、日本番号を“待ち受け状態”で維持することが可能です。
一方で、物理SIMが1枚しか入らない端末で日本SIMを抜いてしまうと、日本番号は完全にオフラインになります。
海外SIMに電話番号は付与されるのか
これはSIMの種類によります。音声通話付き海外SIMの場合、現地の電話番号が付与されます。例えばオーストラリアなら+61、アメリカなら+1といった国番号になります。
この番号で、現地通話やSMS送受信、現地サービスの電話番号登録が可能になります。
ただし注意点があります。多くの短期旅行向けプリペイドSIMでは、通話機能が制限されている場合があります。そのため、「番号が付く=日本の携帯と同じように使える」とは限りません。
データ専用SIMには電話番号がないって本当?
基本的にはその通りです。
データ専用SIMはインターネット通信専用の契約であり、音声通話回線を持ちません。そのため、通常の電話発着信やSMSは利用できません。
ここで混乱が起きやすいポイントがあります。
LINEなどは使えるのに、「電話番号がない」と言われる理由です。これらのアプリは“インターネット回線”を使うため、データ通信さえあれば利用可能です。しかし、携帯電話回線を使う通話・SMSとは仕組みが別です。
銀行のワンタイムパスワードやSMS認証は、基本的に携帯回線を使うため、データ専用SIMでは受信できないケースがあります。この違いを理解していないと、認証が通らず困ることになります。
帰国後は元の電話番号に戻せる?
日本のSIMを解約していなければ、差し戻すだけで元の番号はそのまま利用できます。
電話番号は「端末」ではなく「契約」に紐づいているため、契約を維持していれば番号は消えません。ただし注意点があります。
・長期解約すると番号は失効する
・番号保管サービスを利用していない場合、再取得は不可
・キャリアによっては再開手続きが必要
つまり、海外滞在中に日本番号を維持したいなら、“解約せずにどう維持するかを事前に設計しておくことが重要です。電話番号は今や銀行・SNS・仕事の認証基盤です。単なる通話手段ではありません。海外SIM選びは、「どれだけ安いか」よりも「番号をどう扱うか」で考えると失敗しません。
日本の電話番号を維持する方法
海外滞在中にもっとも多いトラブルは、「日本の番号が使えなくなった」ことによる認証エラーです。銀行、クレジットカード、SNS、仕事用サービス——いまや電話番号は本人確認の中枢です。海外SIMを使う=日本番号を失う、ではありません。ポイントは「どう維持するか」を事前に設計しておくことです。
ここでは、日本の090・080番号を保ちながら海外でスマホを使う具体策を解説します。
デュアルSIMで日本SIMと海外SIMを併用する方法
現在の多くのスマートフォンはデュアルSIMに対応しています。
これは、物理SIM+eSIM、物理SIM+物理SIM(機種による)といった形で、2つの回線を同時に保持できる仕組みです。
最も現実的な構成は次の通りです。
・日本SIMをeSIMで維持
・海外SIMを物理SIMで挿入
この場合はデータ通信は海外SIM、音声通話・SMSは日本SIMという使い分けが可能になります。
これにより、日本番号でSMS受信を維持しつつ、海外の安いデータ通信を使えます。
注意点として、日本SIM側を「着信のみ有効」に設定すること、データローミングをオフにすることで、不要なローミング料金を防ぐことです。
日本番号でSMSを受信するための設定
SMS認証を受け取るには、日本SIMが通信可能状態である必要があります。
重要なのは「データ通信がオフでもSMSは受信可能」という点です。SMSは音声回線を使うため、データローミングを切っていても受信できます。
ただし、次の条件を満たしている必要があります。
・日本SIMが端末に挿さっている
・キャリア契約が有効である
・海外ローミング受信が可能な設定になっている
キャリアによっては、海外SMS受信に追加料金がかかる場合があります。事前に確認しておくと安心です。
ワンタイムパスワードや銀行認証への影響
銀行や証券口座のワンタイムパスワードは、SMS認証に依存しているケースが多いです。
もし日本SIMを抜いてしまうと、認証コードが受け取れずログインできなくなります。これは海外滞在者がよく直面する問題です。解決策は主に3つです。
- デュアルSIMで日本番号を維持
- 認証アプリ(トークン型)へ切り替える
- IP電話番号サービスを活用する
特に長期滞在者は、SMS依存からアプリ認証へ移行しておくとリスクを減らせます。
番号保管サービスは使うべき?
長期海外滞在で日本SIMを解約したい場合、「番号保管サービス」という選択肢があります。これは、一定期間番号を保持し、帰国後に再開できる制度です。
【メリット】
・月額コストを抑えられる
・番号を失わない
【デメリット】
・SMS受信は基本的に不可
・即時利用はできない
つまり、短期滞在には向きません。1年以上の長期滞在や、完全に日本回線を止めたい場合に検討する選択肢です。電話番号は今や個人IDです。海外に行く前に「維持するのか」「止めるのか」「併用するのか」を決めておくことで、トラブルを未然に防げます。
海外SIMで電話はできる?通話の仕組みを解説
海外SIMを使う場合、「ネットは使えるのは分かったけど、電話はどうなるの?」という疑問が必ず出てきます。ここで重要なのは、通話には大きく2種類あるということです。
・携帯回線を使う通常通話
・インターネット回線を使うアプリ通話(IP通話)
どのSIMを選ぶかによって、できることがまったく変わります。順番に整理しましょう。
海外SIMで日本に電話をかける方法
音声通話付きの海外SIMであれば、日本への国際電話が可能です。ただし注意点があります。
・国際通話料金が高額になることがある
・プリペイドSIMでは国際通話が含まれない場合がある
そのため、コストを抑えたい場合は
・LINE通話
・WhatsApp通話
・SkypeなどのIP通話
を利用するほうが現実的です。
データ専用SIMでも、インターネット接続さえあればこれらの通話は問題なく利用できます。つまり、「日本に電話をかけたい」=必ずしも音声付きSIMが必要とは限らないのです。
日本の番号で海外から着信できる?
これは日本SIMを維持しているかどうかで決まります。
デュアルSIMで日本回線が有効な状態なら、日本番号での着信は可能です。ただし海外ローミング扱いになるため、キャリアによっては着信でも料金が発生します。
一方、日本SIMを抜いてしまっている場合は、日本番号での着信は受けられません。重要なのは、「番号は残っていても、回線が接続されていなければ着信できない」という点です。
WhatsApp・Telegramなどアプリ通話はどうなる?
これらはインターネット通話です。電話番号は“登録時の認証”に使われるだけで、実際の通話はデータ通信を利用します。
そのため、
・データ専用SIMでも利用可能
・現地Wi-Fiでも利用可能
です。
ただし、番号を変更すると再認証が必要になるケースがあります。日本番号を維持していれば、アカウントの安定性は高くなります。
現地アプリ(Uber・Grab等)の番号登録は可能?
多くの国で、配車アプリやデリバリーサービスは電話番号認証が必要です。
データ専用SIMの場合、SMSを受け取れないため登録できないことがあります。
そのため
・現地番号付きSIMを選ぶ
・日本番号でローミング受信する
・IP電話サービスを利用する
といった選択が必要になります。
短期旅行であれば日本番号のローミング受信でも対応できますが、長期滞在や現地契約には現地番号付きSIMのほうが有利です。通話の仕組みを理解すると、「音声付きが必要なのか、データ専用で足りるのか」が見えてきます。
滞在目的別|自分にベストな海外SIMカードの選び方
海外SIM選びで失敗する最大の理由は、「料金の安さ」だけで決めてしまうことです。本当に重要なのは、滞在期間・目的・電話番号の必要性です。短期旅行と長期滞在では、最適解はまったく異なります。ここでは目的別に、どのタイプを選ぶべきかを具体的に整理します。
短期旅行者におすすめの選択肢
滞在期間が1週間〜2週間程度の旅行者であれば、基本はデータ通信中心になります。
この場合の最適解は、
・データ専用海外SIM
・eSIM(事前購入型)
です。
理由はシンプルで
・通話はLINEやWhatsAppで代用できる
・現地番号がなくても困る場面が少ない
・価格が安い
からです。
ただし、日本の銀行認証やSMS認証を使う予定がある場合は、日本SIMをデュアルSIMで維持しておくのが安全です。
旅行者の優先順位は、「日本番号の維持」+「安定したデータ通信」この2つです。
ワーホリ・留学向けの最適解
3か月以上の滞在になると話は変わります。
現地で、銀行口座開設やアルバイト応募、住居契約や現地サービス登録を行う可能性が高いため、現地電話番号がある方が圧倒的に有利です。
この場合は、
・音声通話付き海外SIM
・現地キャリア契約
を選ぶべきです。
短期旅行用のプリペイドデータSIMでは、生活インフラとしては不十分なことがあります。長期滞在者は、「通信手段」ではなく「生活用番号」としてSIMを考える必要があります。
海外赴任者が選ぶべきSIMタイプ
海外赴任では、仕事用連絡先が重要になります。
企業によっては現地番号の提示が求められることもあります。また、取引先との通話は携帯番号のほうが信頼性が高いケースもあります。
そのため、
・現地音声通話付きSIM
・法人契約プラン
を検討する価値があります。さらに、日本番号も仕事で使う場合は、デュアルSIMで併用する構成が理想です。
「日本番号=本社連絡用」
「現地番号=現地業務用」
と役割分担することで、トラブルを防げます。
現地で仕事用番号が必要な場合の考え方
フリーランスや起業家の場合、「日本番号は残したいが、現地でも番号が欲しい」という状況が多いです。
この場合の選択肢は主に3つです。
- 日本SIM+海外SIMのデュアル運用
- 現地音声SIM+IP電話サービス
- 日本番号をクラウド電話で維持
特にオンラインビジネスを行う場合、物理SIMに依存しない番号管理(IP電話)という発想も有効です。電話番号は物理カードに縛られる時代ではなくなっています。目的に応じて「回線」と「番号」を分けて考えると、最適解が見えてきます。
海外用SIMカードはどこで買うのがベスト?
海外SIMは「どこで買うか」によって、価格・安心感・使いやすさが大きく変わります。
安さだけで選ぶと、現地で設定に手間取ったり、通話機能が付いていなかったりすることもあります。購入場所ごとのメリット・デメリットを理解して選びましょう。
日本で事前購入するメリット
出発前に日本でSIMやeSIMを購入しておく最大のメリットは、安心感です。
・空港到着後すぐに使える
・日本語サポートがある
・内容を事前に比較できる
特にeSIMであれば、QRコードを読み込むだけで事前設定が完了します。
また、日本国内で購入する場合、プラン内容や利用可能日数が明確で、トラブルが起きにくいのも特徴です。初めて海外SIMを使う方には、事前購入が最も安全な選択肢です。
空港SIMの特徴と注意点
海外空港で販売されているSIMは、到着直後に購入できる手軽さが魅力です。
しかし注意点があります。
・料金が割高なことが多い
・プランが限定的
・短期向け中心
観光客向けに設計されているため、データ専用プランが多く、通話機能が制限されていることもあります。
急ぎの場合は便利ですが、長期滞在や現地番号が必要な場合は、空港SIMが最適とは限りません。
現地キャリアショップで契約する場合
長期滞在者におすすめなのが、現地キャリアでの直接契約です。
メリットは、
・現地電話番号が確実に取得できる
・料金が割安な場合が多い
・プランが豊富
ただし、
・英語または現地語での手続きが必要
・パスポート提示や実名登録が必要な国もある
といったハードルがあります。
生活基盤を現地に置く予定がある場合は、最も実用的な方法です。
オンライン購入・eSIMの活用方法
近年主流になっているのが、オンライン購入型のeSIMです。物理カードの受け取りが不要で、渡航前に設定を完了できます。
メリットは
・差し替え不要
・紛失リスクがない
・デュアルSIMとの相性が良い
一方で、端末がeSIM対応である必要があります。短期旅行者や、デュアルSIMで日本番号を維持したい方には特に適しています。購入場所の選択は、「滞在期間」「番号の必要性」サポート重視か価格重視か」で判断すると失敗しません。
海外SIMカードの使い方|出発前から現地利用まで
海外SIMは「買えば終わり」ではありません。正しく設定しなければ、現地で圏外になったり、通信できなかったりします。特に電話番号を維持したい方は、出発前の準備が非常に重要です。ここでは、出発前から現地利用までの流れを具体的に解説します。
利用前にやるべきスマホ設定(SIMロック・APN)
まず確認すべきは、SIMロックが解除されているかどうかです。
SIMロックとは、特定キャリアのSIMしか使えない状態のことです。ロックがかかっていると、海外SIMは利用できません。
次に確認すべきはAPN設定です。
APN(Access Point Name)は、通信接続先の設定情報です。海外SIMによっては、手動入力が必要な場合があります。
また、日本SIMを併用する場合は、
・日本SIMのデータローミングをオフ
・海外SIMのデータ通信をオン
に設定することで、高額請求を防げます。出発前にWi-Fi環境で設定確認をしておくと安心です。
海外到着後のアクティベーション手順
現地到着後、次の手順で利用開始します。
- 機内モードをオフにする
- 海外SIMを有効にする
- 必要に応じてAPNを入力
- モバイルデータ通信をオンにする
eSIMの場合は、事前にプロファイルをインストールしておけば、自動接続されることも多いです。もし接続できない場合は、
・再起動
・ネットワーク手動選択
・APN再入力
を試してください。
デュアルSIM設定の具体例
日本番号を維持したい場合の基本設定例は次の通りです。
・データ通信:海外SIM
・通話回線:日本SIM
・SMS受信:日本SIM
この設定により、
・日本番号でSMS認証を受信
・海外回線でデータ通信
が可能になります。さらに安全に使うためには、日本SIMのデータローミングを必ずオフにしてください。
トラブル時のチェックポイント
海外で通信できない場合、次を確認してください。
・SIMが正しく挿入されているか
・SIMが有効化されているか
・APNが正しいか
・対応バンドに合っているか
また、通信可能エリア外の場合もあります。現地キャリアのカバーエリアも事前に確認しておくと安心です。海外SIMは仕組みを理解していれば難しくありません。準備を怠らなければ、現地到着後すぐに安定した通信環境を構築できます。
海外SIMカードを使う上で注意したいポイント
海外SIMは非常に便利ですが、仕組みを理解せずに使うとトラブルにつながります。
特に「電話番号」「SMS」「契約条件」に関する誤解が多く見られます。
ここでは、実際に起きやすい注意点を具体的に整理します。
データ専用と音声付きの誤解
最も多い誤解は、「SIMを入れれば普通に電話もSMSも使える」という思い込みです。
データ専用SIMは、インターネット通信専用です。通常の電話発着信やSMS送受信はできません。LINEやWhatsAppが使えるため混乱しやすいのですが、これらはインターネット回線を利用するアプリ通話です。銀行認証やSMSコードが必要な場合は、音声通話付きSIMか、日本SIMの併用が必要です。
SMS受信ができないケース
海外SIM利用時にSMSが届かない原因は主に3つあります。
・日本SIMを抜いている
・データ専用SIMを使用している
・海外ローミング設定が無効
特に日本番号のSMSを受け取りたい場合は、日本SIMを端末内で有効にしておく必要があります。
また、キャリアによっては海外でのSMS受信が制限されることもあります。渡航前に確認しておくと安心です。
国ごとの法律・実名登録の違い
国によっては、SIM購入時にパスポート登録や顔認証が必要です。
例えば、東南アジアの一部地域では実名登録が義務化されています。登録をしないと一定期間後に利用停止になることもあります。
短期旅行者向けプリペイドSIMは登録不要な場合もありますが、長期契約では本人確認が求められるケースが一般的です。
セキュリティと個人情報のリスク
海外SIMを購入する際は、信頼できる販売元を選ぶことが重要です。
非公式販売店や格安サイトでは、
・個人情報の不適切管理
・通信品質の不安定さ
・サポート不足
といったリスクがあります。
特に電話番号は、SNSや金融サービスと結びつく重要な情報です。価格だけで選ばず、安全性も重視してください。
SIMなしスマホで電話をするならSUBLINE(サブライン)がおすすめ
海外SIMを使う際に悩ましいのが「日本番号をどう維持するか」です。物理SIMを差し替えると日本番号は使えなくなり、データ専用SIMではSMSも受け取れません。
そこで有効な選択肢になるのが、クラウド型のIP電話サービスです。物理SIMに依存せず、日本の電話番号を維持・利用できる仕組みを持つサービスは、海外滞在者にとって非常に合理的な解決策になります。
その代表例がSUBLINEです。
SUBLINE(サブライン)とは?仕組みと特徴

SUBLINEは、インターネット回線を利用して電話番号を使えるIP電話サービスです。物理SIMではなく、クラウド上で番号を管理する仕組みになっています。
特徴は次の通りです。
・スマホにアプリを入れるだけで利用可能
・物理SIMが不要
・日本の電話番号を取得・利用できる
・海外からでも発着信が可能
つまり、通信回線(海外SIM)と電話番号(SUBLINE)を分離できるという点が最大の強みです。
日本番号を維持したまま海外で使える理由
SUBLINEはインターネット回線を利用するため、海外SIMのデータ通信さえあれば、日本番号で発着信が可能です。物理的に日本SIMを挿しておく必要はありません。
そのため、
・日本SIMを解約したい
・データ専用海外SIMを使いたい
・SIM差し替えの手間を減らしたい
といったニーズに適しています。電話番号を“回線”から切り離して管理できる点が、従来の携帯契約との大きな違いです。
海外滞在者に向いている活用シーン
特に次のようなケースに適しています。
・ワーホリや長期留学で日本番号を維持したい
・海外赴任中も日本の取引先からの電話を受けたい
・銀行や各種サービスの連絡先として日本番号を残したい
データ通信は現地SIM、電話番号はSUBLINE、という構成にすることで、コストと利便性を両立できます。
海外SIMとの併用パターン
現実的な運用パターンは次の通りです。
・海外データ専用SIM+SUBLINE
・海外音声SIM+SUBLINE(日本番号専用)
この構成により、
・現地番号
・日本番号
の両方を柔軟に管理できます。
デュアルSIMにこだわらず、「番号はクラウドで持つ」という発想を取り入れることで、海外滞在時の通信戦略は格段に自由度が上がります。
電話番号はもはや物理カードに縛られる時代ではありません。用途に応じて、回線と番号を分けて考えることが、海外通信の最適解になります。
よくある質問
海外SIMと電話番号に関する疑問は、細かい部分で不安が残りやすいものです。ここでは、特に多い質問をまとめて整理します。
海外SIMカードを使うと電話番号はどうなる?
海外SIMを端末に挿すと、そのSIM契約に紐づいた番号が有効になります。
日本SIMを抜いた場合、日本の090・080番号はその端末では利用できません。ただし、日本SIMをデュアルSIMで維持していれば、日本番号も同時に使えます。電話番号は端末ではなく「契約」に紐づいている、という点が重要です。
SIMカードの電話番号を調べるには?
確認方法は次の通りです。
・端末の設定画面(モバイルネットワーク情報)
・キャリアのマイページ
・契約時の書類
一部のデータ専用SIMでは、番号が割り当てられていない場合もあります。その場合、設定画面に表示されないことがあります。
海外SIMで電話はできますか?
音声通話付きSIMであれば、通常通話が可能です。
データ専用SIMの場合は、通常の電話発着信はできませんが、LINEやWhatsAppなどのインターネット通話は利用できます。用途によって、必要なSIMタイプが異なります。
海外のeSIMで電話番号を変えたくないのですが?
日本番号を変えたくない場合は、
・日本SIMをeSIMで維持
・海外eSIMをデータ通信専用で利用
・IP電話サービスを併用
といった方法があります。日本SIMを解約しなければ、番号自体は失われません。
海外SIMでもSMSは受信できますか?
音声通話付きSIMであれば受信可能です。
データ専用SIMでは通常SMSは受信できません。日本番号でSMSを受信したい場合は、日本SIMを有効状態で維持する必要があります。
デュアルSIMなら日本番号は維持できますか?
はい、可能です。
日本SIMを有効にしたまま、データ通信のみを海外SIMに設定すれば、日本番号で着信・SMS受信ができます。ただし、日本回線のローミング設定には注意が必要です。
海外SIMで銀行のワンタイムパスワードは届きますか?
データ専用SIMでは届きません。
銀行のワンタイムパスワードは、通常SMS回線を利用します。そのため、日本番号を維持するか、音声通話付きSIMを利用する必要があります。長期滞在者は、可能であればSMS依存から認証アプリへ移行しておくと安全です。

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監修者

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株式会社インターパーク/SUBLINEプロジェクトリーダー・マーケティング担当
中途で株式会社インターパークに入社。
仕事で使う050電話アプリSUBLINE-サブライン-のカスタマーサポート担当としてアサイン。
カスタマーサポートを経て、現在は事業計画の立案からマーケティング担当として事業の推進・実行までを担当。
過去、学生時代には2年間の海外留学を経験。








