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業務電話をスマホで一元化する方法|内線化の仕組みとおすすめサービスも紹介

本記事では、スマホを内線化して業務効率をアップする方法や、IP電話・クラウドPBXの違い、費用感、おすすめサービスなどを徹底解説します。
スマホで業務電話を一元化したい、とお悩みの方はぜひご一読ください!

スマホで業務電話を一元化するとは?

近年、業務用携帯を社員に個別支給する企業が減り、スマートフォン1台で「業務用」と「プライベート用」の電話を使い分ける“業務電話の一元化”が注目されています。これは、従来のように社用携帯と私用スマホを別々に持たせるのではなく、IP電話やクラウドPBXなどのアプリを導入することで、スマホ1台で複数の電話番号や機能を管理できる仕組みです。

この仕組みによって、社員の負担軽減だけでなく、会社側にとってもコスト削減や業務効率化、セキュリティ強化といった多くのメリットがあります。

スマホ1台で「仕事用」と「プライベート用」を使い分けたいニーズ

多くの社員が望んでいるのは、「スマホ1台で仕事もプライベートも完結させたい」というシンプルな要望です。通勤中や外出先などでも、会社用の番号で発着信ができれば、わざわざ社用携帯を持ち歩く必要がなくなります。

また、プライベート用の番号を仕事で使わなくて済むため、プライバシーの保護にもつながります。特にフリーランスやリモートワーカーにとっては、個人スマホを業務に使いたいが番号は分けたい、というニーズが高く、050番号や03番号を使えるIP電話アプリが重宝されています。

社用携帯を減らしたい企業の背景

企業側も、社員一人ひとりに物理的な社用携帯を支給することに課題を感じ始めています。主な理由としては以下のとおりです。

  • 端末購入・維持コストの増加
  • 回線契約・解約の手間
  • 紛失・盗難リスク
  • 管理・監視の煩雑さ


こうした背景から、業務用の電話環境をクラウドやアプリでスマホに統合する動きが進んでおり、特にクラウドPBXやIP電話サービスの導入が加速しています。

テレワークや営業現場での実用性が向上

コロナ禍以降、テレワークやハイブリッドワークの普及により、「どこにいても会社の電話が使えること」が重要視されるようになりました。従来のオフィス電話では対応できなかった「代表電話の外出先対応」や「支店間の内線連携」も、スマホ内線化によって実現可能です。

また、営業職のように外出が多い社員にとっても、スマホから会社番号で電話をかけられることで、信頼性が向上し業務効率化も上がっていくものと考えられます。

スマホで業務電話を一元化するメリットとデメリット

スマホで業務電話を一元化することは、社員・企業双方にとって多くの利点があります。一方で、導入には注意点も存在します。
ここでは、業務電話のスマホ一元化における主なメリットとデメリットを整理し、導入判断に役立てていただけるよう解説します。

業務効率の向上とコスト削減

スマホ1台で業務とプライベートを管理できるようになると、物理的な端末の持ち運びが不要となり、社員の負担が軽減されます。また、クラウドPBXやIP電話サービスを導入すれば、会社番号を使った発着信、録音、通話履歴の確認、内線通話などがスマホで可能になります。

さらに、社用携帯の端末代や通信契約の費用が不要になり、通信コストの削減にもつながります。業務端末の管理・運用にかかる人的リソースや手間も減り、情シス部門の業務負担が軽くなる点も大きなメリットです。

管理・セキュリティ面の課題と注意点

スマホを業務電話として活用するには、セキュリティ対策が不可欠です。社員の私用スマホを業務利用する場合、以下のようなリスクがあります。

  • 業務通話の録音や通話履歴が私物に残る
  • 端末の紛失・盗難による情報漏洩
  • 業務アプリの無断アンインストールや改変


これらのリスクを抑えるためには、MDM(モバイルデバイス管理)の導入や、通話データをクラウドで一元管理できるサービスを選ぶことが重要です。とくに通話履歴や各種設定を会社側で管理できるサービスは、セキュリティ面でも安心です。

私用スマホに業務機能を入れる際のリスクと対策

BYOD(Bring Your Own Device)によって、社員の個人スマホを業務利用するケースが増えていますが、ここにも注意が必要です。

  • プライベート通話と業務通話の混在による誤発信リスク
  • 業務中に個人通知が届くことによる生産性の低下
  • 退職時に業務用アプリやデータが残る可能性


このような課題を解決するには、業務通話専用アプリで着信履歴や通話データを完全に分離管理する仕組みが有効です。また、業務時間外には着信を自動停止できる「着信スケジュール機能」なども、スマホ一元化においては重要な機能です。

スマホ内線化の主な方法とツール

業務電話をスマホで一元化するには、「スマホを会社の電話システムに組み込む」ための仕組みが必要です。
ここでは、代表的な3つの方法をご紹介します。いずれも導入のしやすさや機能性に違いがあるため、自社の規模やニーズに応じた選定が重要です。

その1:IP電話アプリの導入(050番号や03番号の取得)

最も手軽な方法は、IP電話アプリを使ってスマホに050番号や03番号などの業務専用番号を追加する方法です。Wi-Fiやモバイルデータ通信を使って通話を行うため、通信費の節約にもなります。
IP電話アプリには以下のような特徴があります。

  • 050/03番号での発着信が可能(地域や用途に応じて選択)
  • スマホで複数番号の使い分けが可能
  • アプリ経由の通話履歴・録音が残せる


個人事業主や少人数の企業では、この方法で十分に業務電話を一元化できます。

その2:クラウドPBXによる社内内線化の仕組み

クラウドPBX(Private Branch Exchange)とは、従来の社内電話交換機(PBX)をクラウド化した仕組みです。スマホを社内電話網の一部(内線)として取り込むことが可能で、会社番号での発着信、内線通話、転送、録音など多くの機能をスマホで使えるようになります。
特徴は以下の通りです。

  • スマホやPCをオフィスの内線として利用可能
  • 代表番号(03や0120など)での発着信に対応
  • 支店間や在宅勤務者との内線通話も無料で可能

その3:デュアルSIM・eSIMで番号を使い分ける方法

もう1つの手段が、スマホに2枚のSIMカード(またはeSIM)を設定し、物理的に電話番号を2つ使い分ける方法です。たとえば、個人用は通常の回線、業務用には格安SIMを利用することで、通話コストを抑えながら分離管理が可能です。

メリット:
通信キャリアに依存せず複数番号を使える
電話帳や通話履歴を分離しやすい

デメリット:
SIMを2回線契約する必要がある
業務通話の録音や履歴管理が難しい

この方法は、業務通話をそれほど多くしないフリーランスや小規模チームには適していますが、通話内容の可視化や共有、録音などが必要な企業には、IP電話アプリ・クラウドPBX型のサービスの方が適しています。

スマホで業務電話を一元化できるおすすめのサービス

業務電話の一元化を実現するためには、機能性・使いやすさ・コストパフォーマンスに優れたサービスを選ぶことが重要です。
ここでは、数あるクラウド電話・IP電話サービスの中からおすすめのサービスをご紹介します。

サブライン|スマホを会社の内線に変える最適解

SUBLINE(サブライン)は、お手持ちのスマホにアプリをインストールするだけで、プライベート番号の他にもう一つ、仕事用の050電話番号が持てるサービスです。
専用のアプリケーションをインストールするだけなので、新たな端末の購入は一切不要です。
外出先・テレワークで電話業務がある人、社用携帯を持つのがメンドウな人、社用携帯のコストを削減したい人、スタッフ間で業務電話が多い人に最適です。
また、初期費用・月額料金も安価で、導入のハードルが低いのも魅力です。

詳しくは SUBLINE公式サイト をご覧ください。

営業職やテレワーク、拠点の多い企業など、「どこでも会社の電話が使える環境」を実現したい企業にとって最適なソリューションです。

導入事例と活用シーン

SUBLINEをはじめとするスマホ内線化サービスは、業種・業態を問わず多くの企業で導入されています。特に、営業職やテレワーク、拠点間の連携といった場面で大きな効果を発揮しています。
ここでは、よくある導入シーンとその効果について具体的に紹介します。

営業職が外出先で会社番号から発信

営業担当者が直行直帰することの多い企業では、「外出中でも会社番号で発信できる」ことが非常に重要です。

また、通話履歴はweb上で一括管理出来るため、管理者があとから確認し、トラブル時のエビデンス確保や新人指導にも活用できます。

テレワーク中の代表電話受電対応

在宅勤務中に代表電話がかかってきても、SUBLINEならスマホでそのまま受電が可能です。
会社にかかってきた電話を部門の担当者に自動転送する機能も搭載されており、「取り次ぎができない」「誰も出られない」といった問題を解消できます。

これはカスタマーサポートや営業アシスタントなど、電話対応が日常業務に含まれる部署において特に有効です。

拠点が複数ある企業の内線環境整備

複数のオフィスや店舗を持つ企業にとって、内線通話のコストや接続の手間は大きな課題です。SUBLINEを使えば、全国どこにいてもスマホで内線通話が可能となり、拠点間の連携が円滑になります。

たとえば、本社の総務が地方支店に電話をかけたり、エリアマネージャーが店舗間を内線でつないだりする場面で、物理的な制約を超えた柔軟な運用が実現します。

よくある質問(FAQ)

スマホで業務電話を一元化するにあたり、多くの方が抱える疑問にお答えします。
ここでは、導入検討中の企業や個人事業主がよく直面する実務的な質問をピックアップし、専門的な視点からわかりやすく解説します。

スマホを固定電話の代わりにする方法はありますか?

はい、あります。IP電話やクラウドPBXを利用することで、スマートフォンに03番号や050番号を割り当てて固定電話のように使用できます。たとえば「SUBLINE」などのサービスを使えば、会社の代表番号をスマホから発着信でき、実質的に固定電話の代替となります。

スマホを内線化するにはいくらくらいかかりますか?

クラウドPBXサービスを利用したスマホ内線化は、1人あたり月額1,000円〜2,000円前後が一般的です。初期費用も数千円程度と低コストで済みます。従来のPBX機器やビジネスフォンを設置する方法と比べて、はるかに安価で導入できます。

スマートフォンから内線に電話するにはどうすればいいですか?

スマホに内線アプリをインストールし、会社のクラウドPBXに接続することで、内線番号を使って社内の別のスマホやPCと通話ができます。相手がオフィスにいなくても、全国どこからでも内線通話が可能です。

スマホで内線がかけられる仕組みは?

スマホ内線化は、クラウドPBXという仕組みを使って実現されています。クラウド上に構築された電話交換機に、各社員のスマホがインターネット経由で接続されることで、オフィスの電話と同じように内線番号で通話ができるのです。実際の物理回線に依存しないため、場所を選ばず内線通話が可能です。

050番号と03番号の違いは?どちらがビジネスに向いていますか?

050番号はIP電話専用で、場所を問わず全国で使えるのが特徴です。一方、03番号は東京地域の固定電話番号で、都市部の信頼性や法人登記向きです。企業としての信頼性や地元の電話番号を求める場合は03番号、コストや柔軟性を重視するなら050番号がおすすめです。

プライベート用と仕事用の番号を1つのスマホで。050電話アプリSUBLINE。詳しくはホームページへ プライベート用と仕事用の番号を1つのスマホで。050電話アプリSUBLINE。詳しくはホームページへ

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PROFILE

星 拓登
星 拓登
株式会社インターパーク/SUBLINEプロジェクトリーダー・マーケティング担当
中途で株式会社インターパークに入社。
仕事で使う050電話アプリSUBLINE-サブライン-のカスタマーサポート担当としてアサイン。
カスタマーサポートを経て、現在は事業計画の立案からマーケティング担当として事業の推進・実行までを担当。
過去、学生時代には2年間の海外留学を経験。
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