03は東京都23区を中心とした地域で使用されている市外局番です。本記事では、03で始まる電話番号の対象地域や050・080などとの違い、ビジネスで利用するメリット・デメリット、03番号をスマホで利用する方法までわかりやすく解説します。
03で始まる電話番号とは
03で始まる電話番号は、東京都23区を中心とする地域で使用されている市外局番付きの固定電話番号です。「03-XXXX-XXXX」の形式で使われ、企業や店舗、公共機関、一般家庭など幅広く利用されています。
「03=東京都」というイメージがありますが、東京都内のすべての地域で03が使われているわけではありません。多摩地域などでは042をはじめとする別の市外局番が使用されています。
03番号は「0ABJ番号」に分類される固定電話番号
03番号は、「0ABJ番号」と呼ばれる固定電話番号の一種です。0ABJ番号とは、「03」や「06」などの市外局番から始まり、地域と結びついて割り当てられる電話番号を指します。
たとえば03は東京23区を中心としたエリア、06は大阪市を中心としたエリアで利用されています。このように番号を見ることで、ある程度どの地域の電話番号なのかを判断できるのが特徴です。
従来は固定電話回線と固定電話機を組み合わせて利用するのが一般的でしたが、現在では一定の条件を満たすIP電話サービスなどでも0ABJ番号を利用できます。そのため、03番号をスマートフォンで利用する選択肢も登場しています。
03から始まる電話番号は何桁?
03から始まる固定電話番号は、市外局番を含めて10桁です。一般的には「03-XXXX-XXXX」の形式で表記され、市外局番の「03」に続いて8桁の番号が割り当てられます。
携帯電話の「090-XXXX-XXXX」や「080-XXXX-XXXX」、IP電話の「050-XXXX-XXXX」は11桁なので、桁数にも違いがあります。
なお、03の後に「6」が付いた「036」という市外局番が存在するわけではありません。「03-6XXX-XXXX」という電話番号の一部であり、市外局番はあくまでも「03」です。
「050」「080」などの電話番号との違いは?
03・050・080はいずれも電話番号ですが、番号の性質が異なります。
03は特定の地域と結びついた0ABJ番号で、東京都23区を中心とするエリアの固定電話番号として利用されています。一方、050はIP電話に割り当てられる番号で、03のように特定の地域を示す市外局番ではありません。
080は主に携帯電話に割り当てられる番号で、こちらも利用者の所在地を示す番号ではありません。
そのため、03番号は「東京エリアに対応した固定電話番号を利用したい」場合に適した番号といえます。特にビジネスでは、携帯電話番号や050番号ではなく、市外局番付きの固定電話番号を会社の代表番号や問い合わせ先として利用したいケースがあります。
03で始まる固定電話番号を取得するには?
03で始まる固定電話番号を取得するには、固定電話回線や03番号に対応したIP電話サービスなどを契約する方法があります。ただし、03は地域と結びついた電話番号であるため、誰でも無条件に取得できるわけではありません。
利用するサービスによって取得条件や必要な確認手続きが異なるため、申し込み前に確認しておくことが重要です。
03番号を取得するための条件
03番号は東京都23区を中心とするエリアに割り当てられている市外局番のため、原則として03番号の対象地域に利用拠点があることが取得条件となります。
従来の固定電話では、03エリア内の住宅や事務所などに電話回線を設置して番号を取得する方法が一般的です。一方、現在はIP電話サービスなどを利用して03番号を取得する方法もあります。
ただし、IP電話サービスだからといって所在地に関係なく03番号を自由に取得できるわけではありません。サービス事業者によって本人確認や住所確認などが必要になるため、具体的な取得条件を確認したうえで申し込みましょう。
法人や個人事業主でも03番号を取得できる?
03番号は、法人だけでなく個人や個人事業主でも取得できます。重要なのは法人か個人かではなく、利用するサービスが定める03番号の取得条件を満たしているかどうかです。
そのため、東京で事業を行う個人事業主や小規模事業者が、仕事用の電話番号として03番号を利用することも可能です。
携帯電話番号をそのまま事業用として公開したくない場合や、プライベートと仕事の電話番号を分けたい場合にも、市外局番付きの番号を取得する方法は選択肢のひとつになります。
東京以外にいても03番号を利用できる?
03番号を取得するには原則として対象エリアに利用拠点が必要ですが、取得した03番号を東京以外の場所から利用できるサービスもあります。
たとえば、スマートフォンアプリを利用するIP電話サービスであれば、インターネット環境を通じて03番号による発着信ができるため、出張先や外出先などから電話対応できる場合があります。
つまり、「03番号を取得できる場所」と「実際に電話対応する場所」は必ずしも同じとは限りません。ただし、利用可能な場所や発着信の条件はサービスによって異なるため、契約前に確認しておきましょう。
03で始まる固定電話をビジネスで利用するメリット・デメリット
03で始まる固定電話番号は、東京都内に拠点を置く企業や個人事業主にとって、代表番号や問い合わせ窓口などに活用できます。一方、取得・維持には一定の費用や条件があるため、メリットだけでなくデメリットも理解したうえで導入を検討しましょう。
メリット|東京の市外局番を会社の電話番号として利用できる
03は東京都23区を中心とするエリアの市外局番として広く知られているため、対象エリアに事業拠点を置く企業であれば、東京の市外局番を会社の電話番号として利用できることがメリットです。
会社のWebサイトや名刺、パンフレットなどに03番号を掲載すれば、電話番号から東京エリアに拠点があることも伝わりやすくなります。
また、会社の代表番号や問い合わせ窓口として市外局番付きの固定電話番号を用意したい企業にとっても、03番号は選択肢となります。
メリット|携帯電話番号と仕事用の電話番号を分けられる
個人事業主や小規模企業では、個人の携帯電話番号を仕事でも使用しているケースがあります。しかし、プライベートの番号をWebサイトや名刺などで広く公開すると、仕事と私生活の電話を区別しにくくなることがあります。
仕事専用の03番号を取得すれば、プライベート用の携帯電話番号と事業用番号を明確に分けることが可能です。
さらに、スマートフォンで03番号を利用できるサービスなら、仕事用に別の携帯電話端末を用意せず、1台のスマートフォンでプライベート用と仕事用の番号を使い分けることもできます。
デメリット|利用するサービスによって料金や利用条件が異なる
03番号を利用する際は、番号の取得費用や月額料金、通話料などが発生する場合があります。また、固定電話回線を利用するのか、IP電話サービスを利用するのかによっても料金体系は異なります。
さらに、03番号は地域と結びついた固定電話番号であるため、サービスを契約すれば必ず03番号を取得できるわけではありません。所在地の確認など、サービス事業者が定める条件を満たす必要があります。
そのため、ビジネスで03番号を導入する際は、料金だけで比較するのではなく、番号の取得条件や発着信できる端末、通話録音・転送など必要な機能の有無まで確認してサービスを選ぶことが大切です。
03で始まる固定電話番号はスマホでも利用できる?
03で始まる固定電話番号は、固定電話機だけでなくスマートフォンで利用することも可能です。代表的な方法として、固定電話への着信をスマホへ転送する方法と、IP電話サービスを利用してスマホで直接発着信する方法があります。
それぞれ仕組みや使い勝手が異なるため、電話を受けるだけでよいのか、スマホからも03番号で発信したいのかを考えて選ぶことが重要です。
方法1:転送サービスを使う
転送サービスを利用すると、03番号にかかってきた電話を指定したスマートフォンなどへ転送できます。オフィスを離れているときでも電話を受けられるため、外出が多い営業担当者や少人数で運営する企業などに便利です。
一方、一般的な転送サービスでは、スマホから折り返した際に03番号ではなくスマホ自身の携帯電話番号が相手に表示される場合があります。また、03番号からスマホへの転送に通話料が発生することもあるため、料金体系を確認しておきましょう。
方法2:IP電話サービスを使う
03番号に対応したIP電話サービスを利用し、専用アプリなどをスマートフォンに導入する方法もあります。インターネット回線を利用して通話する仕組みで、サービスによっては03番号への着信を受けるだけでなく、スマホから03番号を使って発信することも可能です。
そのため、外出先から取引先へ電話するときも会社の03番号を通知でき、個人の携帯電話番号を相手に知らせずに済みます。
ただし、利用できる固定電話番号や取得条件、料金、対応機能などはサービスによって異なります。03番号をスマホで本格的に運用したい場合は、発信・着信の両方に対応しているかを確認して選びましょう。
03で始まる固定電話番号をスマホで利用する方法
03で始まる固定電話番号をスマホで利用したい場合は、03番号に対応したIP電話サービスを活用する方法があります。従来のようにオフィスの固定電話機だけで対応する必要がなくなり、外出先やテレワーク中でもスマホから会社の電話番号を利用できるようになります。
IP電話サービスを使う
IP電話サービスとは、インターネット回線を利用して音声通話を行うサービスです。03などの固定電話番号に対応したサービスを契約し、専用アプリをスマホにインストールすることで、スマホを仕事用の電話として活用できます。
サービスによっては新しく03番号を取得できるほか、一定の条件を満たせば現在利用している固定電話番号を引き継げる場合もあります。ただし、対応する番号や引き継ぎの条件は事業者によって異なるため、契約前の確認が必要です。
IP電話サービスなら03番号で発着信できる
03番号に対応したIP電話サービスなら、スマホで03番号への着信を受けるだけでなく、03番号を発信者番号として相手に通知して電話をかけられるサービスもあります。
転送サービスの場合、着信には対応できても、スマホから折り返すと携帯電話番号が相手に表示されることがあります。IP電話サービスで03番号による発信にも対応していれば、外出先から取引先へ電話する場合でも会社の03番号を使用できます。
会社の番号を統一して運用したい企業や、個人の携帯電話番号を取引先へ知らせたくない場合にも使いやすい方法です。
固定電話機を設置せずに利用できるサービスもある
IP電話サービスのなかには、専用の固定電話機を設置せず、スマートフォンのアプリを使って03番号を利用できるものがあります。
固定電話機の前に社員が常駐する必要がなくなるため、外出の多い営業担当者やテレワークを導入している企業、固定オフィスを持たない事業者などにも適しています。
また、固定電話機や電話回線を新たに用意する必要がないサービスであれば、電話設備の導入や管理にかかる負担を抑えやすくなります。少人数の企業や個人事業主が仕事用の03番号を導入したい場合にも、選択肢のひとつとなるでしょう。
IP電話サービスを利用する主なメリット
03番号に対応したIP電話サービスを利用すると、固定電話機やオフィスに縛られず、スマホを使って仕事の電話に対応しやすくなります。特に、外出やテレワークが多い企業、仕事とプライベートの電話番号を分けたい個人事業主などにとってメリットがあります。
外出先でも03番号で電話対応できる
スマホアプリに対応したIP電話サービスであれば、インターネットに接続できる環境で03番号による発着信が可能です。
営業先への移動中や出張先、テレワーク中などでも会社の03番号で電話対応できるため、電話を受けるためだけにオフィスへ戻ったり、固定電話の近くに社員を配置したりする必要がありません。
場所を問わず会社宛ての電話に対応しやすくなるため、多様な働き方にも対応しやすくなります。
仕事用とプライベート用の電話番号をスマホ1台で使い分けられる
IP電話サービスを活用すれば、個人の携帯電話番号とは別に03番号を仕事用として利用できます。
たとえば、プライベートでは「090」「080」などの携帯電話番号を使い、仕事では03番号を使用するといった使い分けが可能です。1台のスマホで複数の番号を使い分けられるサービスなら、仕事専用の携帯電話を別途用意する必要もありません。
個人の携帯電話番号を取引先や顧客へ公開せずに済むため、個人事業主や少人数の企業にも利用しやすいでしょう。
固定電話機や電話回線を用意する負担を抑えられる
スマホアプリで利用できるIP電話サービスなら、従来型の固定電話機を新たに設置せずに03番号を利用できる場合があります。
電話機の購入や設置スペースの確保が不要になるだけでなく、オフィスの移転や人員の増減にも対応しやすくなります。
特に、固定電話設備をできるだけ増やさずに会社用の電話番号を用意したい企業にとっては導入しやすい選択肢です。ただし、初期費用や月額料金、通話料などはサービスによって異なるため、必要な機能とあわせて比較することが大切です。
市外局番03の電話番号を利用するならSUBLINE(サブライン)がおすすめ
市外局番03の電話番号をスマホで利用したい場合には、IP電話サービスのSUBLINE(サブライン)がおすすめです。
SUBLINE(サブライン)とは

SUBLINEは、スマホにアプリをインストールして、プライベートの携帯番号とは別に仕事用の電話番号を利用できるサービスです。050電話番号に加えて03や06などの市外局番から始まる固定電話番号も利用できます。
会社用の固定電話機を新たに用意しなくても、普段使用しているスマホで仕事の電話を発着信できます。
個人事業主から法人まで利用でき、固定電話機を用意せずに仕事用の電話環境を整えたい場合や、テレワーク・外出先でも会社用の電話番号を利用したい場合にも便利です。
よくある質問
市外局番03について、電話番号の種類や通話料金、迷惑電話との関係など、よくある疑問に回答します。
Q. 03から始まる番号は迷惑電話ですか?
03から始まるからといって、迷惑電話とは限りません。03は東京都23区を中心とする地域で利用されている市外局番で、一般企業や店舗、公共機関、個人などさまざまな利用者が使用しています。
ただし、03番号から営業電話や迷惑電話がかかってくる可能性はあります。心当たりのない番号から着信があった場合は、「03だから安全」と判断せず、発信元を確認してから折り返すようにしましょう。
Q. 036から始まる電話番号は迷惑電話ですか?
「036」から始まっているように見える電話番号も、それだけで迷惑電話と判断することはできません。
たとえば「03-6XXX-XXXX」という番号の場合、市外局番は「036」ではなく「03」です。「6」は市外局番に続く番号の一部となります。
したがって、「036から始まる=迷惑電話」というルールはありません。不審な着信については、電話番号全体を確認して発信元を調べることが大切です。
Q. 03から始まる電話番号への通話にはお金がかかりますか?
03番号への発信には、基本的に契約している電話会社や料金プランに応じた通話料がかかります。ただし、固定電話向けの通話が定額になるプランなどを契約している場合は、追加の通話料が発生しないこともあります。
また、03番号だから特別に高額な通話料金が設定されているわけではありません。実際の料金は利用している固定電話・携帯電話・IP電話などのサービスによって異なるため、契約先の料金表を確認しましょう。
Q. 電話番号の03と06の違いは何ですか?
03と06は、割り当てられている地域が異なります。03は東京都23区を中心とした地域、06は大阪市を中心とした地域で使用されている市外局番です。
どちらも地域と結びついた固定電話番号であり、「03-XXXX-XXXX」「06-XXXX-XXXX」のように使用されます。そのため、電話番号を見ることで東京や大阪など、どの地域に対応する番号なのかをある程度判断できます。
Q. 03から始まる電話番号は固定電話ですか?
03から始まる電話番号は、地域に割り当てられた固定電話番号である「0ABJ番号」に分類されます。
ただし、「固定電話番号だから固定電話機でしか使えない」という意味ではありません。現在では、固定電話番号に対応したIP電話サービスなどを利用することで、03番号をスマホで発着信できる場合があります。
Q. 03番号は東京に住んでいなくても取得できますか?
03番号は地域と結びついた電話番号であるため、単に「東京の番号が欲しい」という理由だけで自由に取得できるわけではありません。一般的には、03番号の対象地域に住所や事業拠点があることなど、利用するサービスが定める条件を満たす必要があります。
一方、取得後の利用場所については別です。スマホアプリに対応したIP電話サービスなどを利用すれば、出張先やテレワーク先など、東京以外の場所から03番号で電話対応できる場合があります。
Q. スマホから03番号で発信することはできますか?
はい。03番号での発信に対応したIP電話サービスなどを利用すれば、スマホから03番号を使って電話をかけることが可能です。
専用アプリから発信することで、個人の090・080などの携帯電話番号ではなく、会社で利用している03番号を相手に通知できるサービスもあります。
外出先でも会社の03番号で発着信できるため、営業担当者やテレワークを行う従業員など、固定電話機から離れて仕事をする機会が多い場合にも便利です。

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監修者
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株式会社インターパーク/SUBLINEプロジェクトリーダー・マーケティング担当
中途で株式会社インターパークに入社。
仕事で使う050電話アプリSUBLINE-サブライン-のカスタマーサポート担当としてアサイン。
カスタマーサポートを経て、現在は事業計画の立案からマーケティング担当として事業の推進・実行までを担当。
過去、学生時代には2年間の海外留学を経験。
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